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配信をはじめる機材のそろえ方
配信は、パソコンとOBSがあれば始められます。そのうえで、「声が小さい」「顔が暗い」「ゲーム機の画面が映らない」のような困りごとが出てきたときに、機材を足していくのが、むだの少ないそろえ方です。この記事では、配信でよく使われる機材が、それぞれ何をするための道具かを、順番に説明します。
先に決めておくこと
機材を選ぶ前に、次の3つを決めておくと、必要な物がしぼれます。
- 何を映すか:ゲーム画面だけか、顔や手元も映すか
- 何で配信するか:パソコンのOBSか、スマホのアプリか
- ゲーム機を使うか:パソコンのゲームか、Switchなどのゲーム機か
たとえば、パソコンのゲームを、顔を出さずに配信するなら、まず必要になりやすいのはマイクだけです。カメラや照明は、顔や手元を映すときに考えれば、間に合います。
1. マイク
声が聞き取りにくいと、話の内容が伝わりにくくなります。パソコンやイヤホンに付いているマイクは、口から遠かったり、周りの音を拾いやすかったりします。
はじめての1本には、USBでパソコンにつなぐ「USBマイク」が、扱いやすい種類です。つなぐと、OBSの「マイク音声」の一覧に出てくるので、それを選ぶだけで使えます。もっと音にこだわるときは、マイクとパソコンの間に「オーディオインターフェース」をはさむ方法もありますが、つなぐ物と設定が増えます。
選ぶときに見る点は、次のとおりです。
- つなぎ方:USBか、XLR(オーディオインターフェースが必要)か
- 指向性:「単一指向性」は、正面の音を拾い、横や後ろの音を拾いにくい
- 置き方:卓上スタンドか、マイクアームに付けられるか
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2. マイクアーム
マイクアームは、机のふちに固定して、マイクを口元の近くに浮かせて置く道具です。マイクが口に近いほど、声が大きく入り、周りの音が相対的に小さくなります。机の上が空くので、キーボードやマウスの邪魔になりにくい点もあります。
買う前に、机の天板の厚さが、アームの固定具(クランプ)に合うかを確かめてください。また、取り付けたいマイクが、アームのねじの規格に合うかも、販売ページで確認しておくと安心です。
3. Webカメラ
顔出しや、手元(イラスト、料理、ゲームのコントローラーなど)を映すときに使います。パソコンにUSBでつなぐと、OBSの「映像キャプチャデバイス」として選べます。
選ぶときは、解像度(フルHDの1080pなど)と、取り付け方(モニターの上にのせる・三脚に付ける)を見ます。配信の画面が1920×1080なら、カメラもフルHDあれば、たいていの使い方には足ります。
4. 照明(リングライト)
部屋の明かりだけだと、顔が暗かったり、影が出たりします。カメラの映りは、明るさでも大きく変わります。正面から照らせるリングライトは、手軽な方法の一つです。
机にはさむクリップタイプは、場所を取りにくく、スマホを真ん中に固定できる三脚タイプは、スマホで配信するときに向いています。
5. グリーンバック
カメラに映る自分の背景を消して、ゲーム画面の上に自分だけを重ねたいときに使います。OBSのカメラのソースに「クロマキー」フィルタを付けると、緑の部分が透明になります。
布にしわがあると、影の部分が緑に見えず、きれいに抜けないことがあります。しわを伸ばして張ることと、布を均一に照らすことが、うまく抜くためのこつです。
6. キャプチャーボード
Switchなどのゲーム機の映像は、そのままではパソコンに入りません。キャプチャーボードは、ゲーム機のHDMIの映像をパソコンに取り込むための道具です。つなぐと、OBSの「映像キャプチャデバイス」として選べます。パソコンのゲームを配信するだけなら、キャプチャーボードは要りません。
選ぶときは、取り込める解像度とフレームレート(1080p・60fpsなど)、パソコン側の端子(USB-AかUSB-Cか)、テレビにも同時に映せる「パススルー」があるかを見ます。
7. 左手デバイス
OBSでは、シーンの切り替えや、マイクのミュートを、キーボードのショートカット(ホットキー)に割り当てられます。左手デバイスは、そのショートカットを、少ないボタンにまとめて押せるようにする道具です。配信中に、キーの組み合わせを思い出さずに済みます。
ボタンに液晶が付いた高価なタイプもありますが、まずは、数個のキーに好きなキーの組み合わせを割り当てられる、簡単なタイプからでも足ります。
8. ヘッドホン・ヘッドセット
ゲームやコラボの音をスピーカーで鳴らすと、その音をマイクが拾い、配信に二重に入ったり、コラボ相手にエコーとして聞こえたりします。ヘッドホンやヘッドセットで聞くと、この回り込みが起きにくくなります。
ヘッドセットは、マイクが付いているので、1つで済みます。声の音質を重視するなら、ヘッドホンで聞いて、声は別のマイクで入れる組み合わせもあります。
どれから買うか
顔を出さない配信なら、マイク、ヘッドホン、必要ならキャプチャーボードの順に考えると、むだが少なくなります。顔や手元を映すなら、そこにカメラと照明が加わります。グリーンバックや左手デバイスは、配信に慣れてきて、やりたいことがはっきりしてからでも、遅くありません。
このサイトの配信用ツールは、どの機材を使っていても、OBSのブラウザソースに入れて使えます。