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くじ・ルーレット・ガチャ・ビンゴの使い分けと、確率の考え方
配信の企画で、「何かを選ぶ」「何かを決める」場面は、いくつもあります。このサイトのツールにも、くじ引き、抽選ルーレット、トークテーマガチャ、ビンゴ、順番待ちボードと、似た役割のものが、並んでいます。この記事では、それぞれの違いと、使い分けの目安を、まとめます。
5つのツールの違い
| ツール | 何を決めるか | 選び方 | 無料版の上限 |
|---|---|---|---|
| くじ引き | お題、罰ゲーム、企画など、項目 | 項目から1つ、ランダムに引く。引いた項目は、次の抽選にも残る | 6項目 |
| 参加者抽選ルーレット | 人(参加者) | 名前から1人、ランダムに選ぶ。当選した人は、次から外れる | 6人 |
| トークテーマガチャ | 雑談のお題 | お題から1つ、ランダムに出す | 10個 |
| 配信用ビンゴ | 起きた出来事を記録して遊ぶ | ランダムではない。起きたマスを、自分で押す | 3×3(9マス) |
| 順番待ちボード | 参加の順番 | ランダムではない。並んだ順に、呼び出す | 待機10人 |
くじ引きと、参加者抽選ルーレットは、作りが、よく似ています。主な違いは、「引いたものを、次から外すかどうか」です。参加者抽選ルーレットは、初めから、当選した人を、次の抽選から外します。「同じ人が、2回当たってしまう」ことを、避けたい、プレゼントの当選者決めに、向いています。くじ引きは、引いたものが、残ります。同じ罰ゲームが、何回か出ても構わない場面に、向いています。
結果は、押した瞬間に決まっている
くじ引きと、抽選ルーレット、トークテーマガチャは、画面が、止まるまでの間、項目が、次々に切り替わって見えます。この切り替わりは、演出です。選ばれる項目は、画面を、クリックした(または、Spaceキーを押した)時点で、すでに決まっています。演出の途中で、クリックのタイミングを工夫しても、結果は変わりません。選び方は、そのときの項目の中から、同じ確率で、1つを選ぶ、単純な仕組みです。
この仕組みから、2つのことが言えます。1つ目は、特定の項目だけが、出やすい、といった偏りは、作りの上では、ありません。2つ目は、同じ項目が、続けて出ることも、普通にある、という点です。
続けて同じ結果が出る確率
「また、同じのが出た」と感じるのは、ランダムでも、よく起こります。無料版のくじ引きの、6項目(おみくじの6種)を例に、計算してみます。1回ごとに、6項目のどれかが、同じ確率で選ばれるとします。
| 場面 | 確率 |
|---|---|
| 直前と同じ項目が、また出る | 6分の1(約16.7%) |
| 3回引いて、同じ項目が、どこかで重なる | 約44.4%(3回とも、全部違う確率が約55.6%) |
| 6回引いて、6項目が、全部違う | 約1.5% |
| 10回引いて、ある1つの項目が、1回も出ない | 約16.1% |
| 6回引いて、ある1つの項目が、1回も出ない | 約33.5% |
3回引くと、約44%の確率で、どこかで同じ項目が出ます。偏って見える結果は、ランダムであれば、頻繁に起こります。同じ項目が続いたからといって、不具合や、細工が、あるわけではありません。
項目を増やすと、重なりは、減ります。10項目なら、3回引いて、どこかで重なる確率は、28%になります。「何回かに1回は、同じものが出る」のは、普通のこと、と考えておくと、視聴者にも、説明がしやすくなります。同じ項目を、続けて出したくないときは、「引いたものを、次から外す」機能のある、有料版や、参加者抽選ルーレットが、向いています。
同じ名前を2回書いたときの、確率
項目に、同じ言葉を、2回書くと、それは、別々の項目として、数えられます。そのため、その項目が選ばれる確率は、2倍になります。たとえば、くじ引きに、「当たり」を2行、「はずれ」を4行書くと、「当たり」は、6分の2(約33%)です。確率に差をつけたいときは、この方法が使えます。
参加者抽選ルーレットでは、同じ名前を、うっかり2回入れると、その人だけ、当たる確率が、倍になります。参加者に、「みんなが同じ確率」と伝えている場合は、重複していないかを、抽選の前に、確かめてください。
視聴者に、公平だと伝えるには
- 項目や名前の入力は、抽選の前に済ませ、抽選の直前に、入力欄や一覧を、映して見せる
- 「押した瞬間に決まっている」ことを、先に伝える(演出の最中に、結果は変わらない)
- 「同じ結果が続くこともある」ことを、先に伝える
- 当選の記録(直近の12個)を、画面に出したままにしておく
参加者抽選ルーレットや、くじ引きの結果は、ブラウザの保存領域に、記録されます。ただし、サイトのサーバーには、残りません。後から、結果を証明することは、できません。必要なら、配信を録画して、記録として残してください。
ビンゴと、順番待ちボードは、ランダムではない
ビンゴは、ランダムに決めるものではなく、「起きたことを記録して、遊ぶ」ものです。マスは、自分で押します。順番待ちボードも、ランダムではなく、「並んだ順」を、見せるものです。「誰を入れるか」を、公平に決めたいときは、先に、参加者抽選ルーレットで、決めてから、順番待ちボードに並べる、という組み合わせが、考えられます。
場面ごとの、選び方の目安
- プレゼントの当選者を、決めたい:参加者抽選ルーレット(当選者が外れる)
- 罰ゲームやお題を、1つ決めたい:くじ引き
- 雑談の、話題を探したい:トークテーマガチャ
- 視聴者のコメントで、盛り上げたい:配信用ビンゴ
- 参加型の配信で、順番に呼びたい:順番待ちボード
実際の使い分けの、場面の例
具体的な場面で、どのツールが向いているかを、考えてみます。「今日の配信で、どのゲームを遊ぶか」を、決めたいときは、くじ引きが、向いています。ゲームの候補を、6つ以内に、絞って、項目に入れ、引きます。「視聴者の中から、1人に、質問をしてもらう」ときは、参加者抽選ルーレットです。質問をしたい人の名前を、集めて、ルーレットに入れます。
「話すことが、思いつかない」ときは、トークテーマガチャです。10個の話題が、あらかじめ、入っているので、そこから、引きます。「配信が、静かで、盛り上げたい」ときは、ビンゴを、出しておきます。コメントに出た言葉の、マスを、押していくと、視聴者が、コメントを、したくなります。「次に、遊びたい人が、たくさんいる」ときは、順番待ちボードに、並べて、順番に、呼びます。
くじ引きの確率を、偏らせられますか?
同じ項目を、複数の行に書くと、その分だけ、選ばれやすくなります。ただし、無料版は、6行までです。偏らせる場合は、視聴者に、その旨を、伝えたほうが、公平に見えます。
当選した人を、外さずに、引きたいです。
参加者抽選ルーレットの無料版は、当選者を外す設定に、決まっています。外さない設定は、有料版で選べます。くじ引きは、引いたものが、残るので、人の名前を入れて、使う方法も、あります。
景品を、賭けて使ってもいいですか?
賭け事や、金銭のやりとりを、伴う使い方は、想定していません。配信の企画や、お題決めとして、お使いください。景品を出す場合は、配信プラットフォームの、ルールを、守ってください。
同じ結果が、続いたら、故障ですか?
故障ではありません。ランダムに選ぶと、同じ結果が、続くことは、普通に、起こります。6つの項目で、直前と同じものが出る確率は、6分の1です。
結果を、あとから、確かめられますか?
直近の12個が、画面に出ます。保存はされますが、サイトのサーバーには、残りません。証明が必要なら、配信を録画して、残してください。
確率の計算の、しかた
項目が、n個あるとき、3回続けて引いて、全部が違う確率は、n×(n−1)×(n−2)を、nの3乗で割った値です。どこかで重なる確率は、それを、1から引いた値になります。項目の数ごとに、計算すると、次のようになります。
| 項目の数 | 3回引いて、どこかで同じ項目が出る確率 |
|---|---|
| 4つ | 約62.5% |
| 6つ | 約44.4% |
| 8つ | 約34.4% |
| 10個 | 28% |
| 12個 | 約23.6% |
項目が少ないほど、同じものが重なりやすくなります。配信で、「また同じだ」と思われたくないときは、項目を、10個以上に、増やすか、引いたものを、次から外す設定を、選ぶ方法が、あります。