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待機・休憩・離席・終了の画面を、場面ごとに使い分ける設計
配信は、ずっと同じ画面ではなく、始まる前、始まったあと、休憩、席を外すとき、終わったあとと、場面が変わります。その場面ごとに、用意する画面を決めておくと、慌てずに、視聴者に状況を、伝えられます。この記事では、場面の分け方と、このサイトのツールの、使い方を説明します。
場面(シーン)を、先に決める
OBSの「シーン」は、映像の組み合わせを、1つのまとまりとして、保存しておく単位です。シーンを切り替えるだけで、画面の全体が、切り替わります。配信の場面に合わせて、シーンを、分けておくと、操作が、少なくて済みます。
| 場面 | 使うもの | 伝えたいこと |
|---|---|---|
| 配信前 | 待機画面、配信開始カウントダウン | もうすぐ始まる |
| 配信中(ふつう) | ゲーム映像、告知ティッカー、カウンター、バナー | いま、何をしているか |
| 休憩 | 待機画面(休憩用の文) | 少し休んでいる、戻る目安 |
| 離席 | 離席中画面 | すぐ戻る |
| 終了 | 待機画面(終了用の文) | ご視聴ありがとうございました |
同じツールを、場面ごとに、別のソースとして入れる
待機画面は、配信前、休憩、終了と、同じ見た目で、文だけを変えたい場面が、あります。このツールは、文や色の設定を、URLの末尾に、書き込む作りです。そのため、設定が違う、3つのURLを、作っておけば、3つのブラウザソースを、別々のシーンに入れられます。切り替えのたびに、設定パネルを開き直す必要は、ありません。
- 待機画面を、ふだんのブラウザで、「#edit」を付けて開く
- 大きい文字を「まもなく始まります」にして、「この設定のURLをコピー」を押す
- OBSの「配信前」のシーンに、ブラウザソースを作り、URLを貼る
- 大きい文字を「休憩中です」に書き換えて、もう一度、URLをコピーする
- OBSの「休憩」のシーンに、別のブラウザソースを作り、そのURLを貼る
- 同じ要領で、「終了」のシーンも作る
文の長さの目安
待機画面は、大きな文字が、初めは96の大きさで出ます。画面の幅1920に、全角の文字を並べると、1行に入るのは、約20文字(1920を96で割った値)です。それより長い文を入れたいときは、大きさを、下げます。離席中画面は、大きさが88で、約21文字が目安です。文字の大きさと、画面に入る文字数の関係は、次のとおりです。
| 文字の大きさ | 1行に入る全角の文字数の目安(幅1920) |
|---|---|
| 96 | 約20文字 |
| 88 | 約21文字 |
| 64 | 約30文字 |
| 48 | 約40文字 |
あくまで、単純な割り算の目安です。文字の種類や、余白で、前後します。実際の画面で、確かめてから、使ってください。
時間を決めたカウントダウン
配信前の待ち時間には、配信開始カウントダウンを、重ねられます。開始の時刻が決まっているときは、「開始時刻で」を、選びます。時刻を決めずに、「あと10分」のように、数えたいときは、「分数で」を選びます。
2つの数え方には、違いが、あります。「開始時刻で」は、今日のその時刻までの残りを、数えます。すでに時刻を過ぎている場合は、すぐに終わります。「分数で」は、ソースが表示された瞬間から、数え始めます。ほかの場面から、この場面に切り替えるたびに、ページが読み込み直される設定だと、そのたびに、最初から数え直しです。使う前に、ブラウザソースの設定で、「シーンがアクティブになったときにブラウザを更新」の状態を、確かめてください。
離席の画面と、ホットキー
席を外すときは、慌てることが、多いものです。OBSの設定の「ホットキー」では、シーンごとに、切り替えのキーを、割り当てられます。離席中のシーンに、切り替えるキーを、1つ、決めておくと、手を伸ばして、キーを1つ、押すだけで、離席中画面に、切り替わります。戻ってきたときの、元のシーンへ切り替えるキーも、同じように、決めておきます。
離席中のシーンでは、マイクや、ゲームの音が、そのまま配信に流れるかどうかを、確かめておいてください。OBSのミキサーで、マイクをミュートにしたい場合は、離席のシーンに切り替えるときに、あわせて、ミュートにする、手順を決めておくと、安心です。
告知やルールは、別のソースとして、重ねる
配信中に、ずっと出しておきたい、短い告知(コメントのお願い、ルール、次の配信の予定)は、告知ティッカーで、画面の下に流せます。これは、「配信中(ふつう)」のシーンに、置いておきます。待機画面や、離席中画面には、重ねる必要は、ありません。
ティッカーに入れる文は、1つ1つ短く言い切ると、読み取りやすくなります。流れる速さは、書いた文を、全部、流し終えるまでの秒数です。文を増やしたら、速さの数字も、大きくして、読める速さに、合わせ直します。
配信前の、確認のチェックリスト
- すべてのシーンに、切り替えて、画面が映ることを確かめた
- 待機画面の文が、場面に合っている(休憩用に、「まもなく始まります」のままになっていない)
- カウントダウンの時刻が、今日の配信の開始時刻になっている
- 数字のツール(カウンターなど)の数が、思った値になっている
- 切り替えのホットキーが、動く
- 設定パネルが映り込んでいない(URLに「#edit」が付いていない)
まとめ
場面ごとに、シーンと画面を、決めておくと、配信中に慌てずに、状況を伝えられます。このサイトのツールは、設定が、URLに入るので、同じツールを、場面ごとに、別のソースとして、並べられます。切り替えのキーを決めておくと、操作が、さらに少なくなります。
1回の配信の、流れの例
場面の切り替えが、実際の配信で、どう並ぶかを、時間の流れで、見てみます。配信の15分前から、「配信前」のシーンを映し、待機画面と、カウントダウンを、出しておきます。時刻になったら、ゲーム画面の、シーンへ、切り替えます。ここで、告知ティッカーや、プレイ中バナーが、重なります。
途中で、休憩する場合は、「休憩」のシーンに、切り替えます。待機画面の、休憩用の文が、映ります。席を外すだけなら、「離席」のシーンに、切り替えます。配信を終えるときは、「終了」のシーンに、切り替えて、一言、挨拶をします。そのあと、配信を止めます。この流れを、事前に、頭の中で、確かめておくと、当日、慌てずに済みます。
シーンは、いくつ作ればいいですか?
配信の場面に合わせて、4つか5つが、目安です。配信前、ふつうの配信、休憩、離席、終了の5つが、基本です。場面が少ない配信は、減らしても構いません。
場面を切り替えるときに、音が途切れます。
切り替えるシーンごとに、音の設定が、違っていないかを、確かめてください。マイクのソースが、シーンごとに、入っているかを、見ます。「グローバル音声デバイス」の設定を使うと、シーンを変えても、音が、続きます。
カウントダウンが、場面を切り替えるたびに、最初から始まります。
分数で数える設定では、ソースが表示される瞬間から、数え始めます。「シーンがアクティブになったときにブラウザを更新」が、オンだと、切り替えのたびに、数え直しです。時刻で数える設定に、すると、この影響を、受けません。
待機画面に、BGMを流せますか?
待機画面そのものには、音は、入っていません。BGMは、OBSの、別のソース(音声入力キャプチャ、メディアソース)で、流します。
離席の画面を、長時間、映していてもいいですか?
動きは、軽いので、長く映しても、パソコンへの負担は、小さいです。ただし、長い離席は、視聴者が、離れやすいので、配信を、いったん止める判断も、あります。
場面ごとの、文の例
- 配信前:「まもなく始まります」「もう少しお待ちください」
- 配信前(時間が決まっている):「21時に始まります」「あと10分です」
- 休憩:「休憩しています」「10分ほどで戻ります」
- 短い離席:「ただいま離席中」「すぐ戻ります」
- 機材の調整:「音の調整中です」「少しお待ちください」
- 配信の終わり:「ご視聴ありがとうございました」「またお会いしましょう」
文は、視聴者に、状況が伝わり、次の動きが、予想できるものが、向いています。「しばらくお待ちください」だけでは、いつまで待つのか、分かりません。「10分ほどで」のように、目安を添えると、待つ気持ちが、楽になります。